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アルバイト探偵(アイ) 感想

tantei
今回は小説アルバイト探偵の感想ー
作者は新宿鮫とかを書いた大沢在昌さん
最後のほうにも書きますがハードボイルド入門編みたいな、シリアス目のライトノベル的な作品というか
とにかく、かなり読みやすい小説です

六本木で探偵事務所をやっている父と子の親子の話です
シリーズもので、一巻は四話構成
全286p

◆―そこそこには明るく、健全に生きているわけだ

主人公は冴木隆
軽口言いつつ愚痴りつつ親父の探偵業のバイトをしてます、自給1400円とかで
本人曰く適度な不良、健康優良不良少年って奴ですか
まぁ某健康優(ryことKさんほどがっつり不良なわけでもないですが、軽口とか個人的に似てる気がします
この作品は隆の一人称で進んでいきます
概ね彼のおかげで読みやすいと言っても過言ではない
過言か

主人公の親父の冴木涼介は『行商人』な謎の過去を持つ探偵さん、過去は話が進むにつれ明かされていきます
普段はただのダメ人間気味な親父さんです
隆の一人称で進んでいくせいでひどい言われようが多い親父さんです
ただ、過去のおかげで鍛えられた肉体とヒゲは似合う顔だとか
隆が適度にグレたのは大体くらいこの人のせい
映画化?されてたようなんですが配役が椎名桔平さんで、個人的にイメージにぴったりでした
いつか見たいな

基本この二人が、探偵事務所に時々迷い込んでくるやっかいな依頼をこなしていく流れになります
親子二人が行動を共にする確率は半々レベルですが
会話での掛け合いがテンポよくかつ面白いので読んでて飽きません
表紙にミステリーとありますが、サスペンス色のが強い気がします

アクションなので撃ちあいもあるよ
というかシリーズ続いてくと撃ちあいがどんどん派手に

ヒロイン達とのロマンスもあるよ


ちなみに住んでる場所は『広尾サンタテレサアパート』
アパートの二階に『サイキインヴェスティゲイション』(作中で英語で書かれてるけど書くのめんどいのでカタカナ)があります
日本語で『冴木探偵事務所』で、事務所兼自宅だとか、ちなみに3LDK


サブレギュラーキャラも良いキャラしています
サンタテレサアパートの一階はカフェテラス『麻呂宇(まろう)』の経営者の圭子ママ
アパートの家主です
この圭子ママ、冴木涼介(と、ハードボイルドなシュチュエーション)に惚れていて、探偵をやってる限り家賃半額にしてくれたり色々優遇してくれてたりしますw

そして冴木涼介の過去の友人であり仕事仲間の『フクシツチョー』こと島津さん
冷静かつ余裕な大人って感じで書かれてて格好良い人です
なおかつユニークさもある

ついでにクリストファー・リーそっくりの麻呂宇の老バーテンダーの星野さん
ドラキュラに似てるとかホラーオタクに受けるとか
この人は出番も口数も少なく、上で書かれたことや口調もあって、影で働く執事的な印象を受けます
そんな彼に地味にファンクラブがあったり、さらっと焼きおにぎりを出してくれたりするコメディ感が
ある意味この作品のコメディ感の象徴な気がします

他にも、隆が好意を持っている美人家庭教師の麻里さんなど
ヒロインや悪党や依頼人などでサブキャラながら濃いキャラが続々出てきます

tantei

◆―「この二日間のバイト料、誰が払ってくれるの?」
   「国家権力に訊いてみろ」

最初にも書きましたがハードボイルド入門編みたいな作品でした
ハードボイルドものをライトノベルにしたような
一見矛盾してますが、そんな印象なのです
依頼人だったりするヒロインが4人くらいいて、助けたりしつつ仲良くなっていくからかも?
(ヒロインは大体一巻ずつ登場して、それぞれ会うことは無いのでラブコメることはないんですが)
というか自分、そもそもハードボイルドというジャンルを良く知らないのですが
作者さんがハードボイルド言ってるんでハードボイルド作品です


それと、あとがきで面白い話があったんで抜き出し
今でもこの作品を書きたいという流れで
「肩を怒らせ眉根に皺をよせて都会の夜を歩む男の物語だけが、ハードボイルドではないと信じているからだ。
 始終軽口を叩いている少年が、ふと真顔になって、好きな女の子のために命をかける。
 それを冷やかし半分で見ていた父親が、
 「惚れた女のために命をかけられるようになれば、一人前さ」
 などとつぶやくといったシチュエーションこそがハードボイルドじゃないかしらん、と思うのだ。」

これがこの作品を率直に表してる感じです
もっとも、この一巻の時点ではこういう作品ではないのですが
シリーズが続くにつれ、だんだんと成長し
一人前になっていくという感じです
五作目『女王陛下のアルバイト探偵』がまさに上のような感じ(というか、たしか上の一人前のセリフがまさにそのまま出てきた作品だったかな?)
女王陛下は個人的に一番好きな話なので別に感想書きたいなー

ちなみにこの作品、昔(なんと1985年)の作品なので今と比べて「古い」と感じるところがちょくちょく出てきます
スケバンとか、今ではさっくりオタクと言われているであろうネクラという表現とか
それでもほぼ、基本的に違和感なく読めます、たぶん

と、そんな感じで感想を終わります
小説の感想は長くなっちゃいますねー、もうちょい考えねば
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